일본어 신문사설

2016년 10월 17일 월요일 


朝鮮日報東亞日報, 韓国経済新聞 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

주요 시사이슈 토픽



■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 文在寅氏は今後も韓国政府の対応を北朝鮮に尋ねるのか

韓国の北朝鮮大学院大学総長でかつて外交通商部(省に相当、以下同じ)長官を務めた宋旻淳(ソン・ミンスン)氏の回顧録『氷河は動く』をめぐり与野党の対立が激化している。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2007年、国連が北朝鮮人権決議案の採決を行う直前、韓国政府は対応を決めかねていた。その後、韓国政府は採決に棄権したが、その理由が当時北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)政権の意向を確認し、これに北朝鮮が反対したためだったというのだ。

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また文氏は北朝鮮の意向を確認したことを間違いとも考えていないようだ。これではもし今後文氏が再び権力を握れば、同じような行動を取るのは確実で、これは今後の選挙などで国民が投票を行う際の大きな判断材料になるだろう。宋氏の回顧録によると、盧武鉉政権は2007年8月に南北首脳会談の日程を決めたが、これを米国にすぐ知らせなかった。2006年に北朝鮮が最初に核実験を行った時も、米国は金剛山観光事業の中断を求めたが盧武鉉政権はこれを拒否した。文氏は当時の政府によるこれら一連の対応にどのような役割を果たしたのだろうか。文氏は今なお北朝鮮住民の悲惨な現状よりも、金正恩(キム・ジョンウン)政権の意向の方がより重要と考えているのだろうか。今後、核問題などをめぐり北朝鮮との関係で重要な決断を下さねばならなくなったとき、文氏は金正恩氏に「韓国政府はどうすべきか」を尋ねるのだろうか。このような疑問に対して文氏はごまかすことなく、自分の考えを自分の口で明確に国民に説明するべきだ。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 「戦争より悪い平和が良い」という文在寅氏の安保思想が不安だ

野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が、「宋旻淳回顧録波紋」について15日、フェイスブックに書き込み、「全てのことを話し合いで決めた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府こそ健全な政府だった」とし、「盧武鉉政府から学ばなければならない」と主張した。核心は、国連の北朝鮮人権決議案という重大な人権問題が加害者である北朝鮮に聞いて盧武鉉政府が「棄権」を決めたということだ。文氏が突然、大統領府の意志決定システムを取り上げたことは、論旨から離れ本質を避けた詭弁だ。

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今、文氏と「共に民主党」周辺にも懸念される対北朝鮮観、安保観を持つ人が一人や二人ではない。大統領になるという文氏の安保思想を問うことをめぐって、「理念論争」云々するのも行き過ぎる。国民は、2007年当時だけでなく今の文氏の対北朝鮮観がどうなのか知りたい。文氏と「共に民主党」が政権交代を望むなら、北朝鮮人権改善はもとより北朝鮮核の対応に向けた具体的な案を提示し、国民の評価を受けなければならない。



■ 한국경제신문 사설 韓国経済新聞 社説」

 大宇造船と産業銀行・輸出入銀行を一緒に沈没させるつもりなのか

年を越してきた大宇造船の構造調整が今どのあたりまで来ているのか。マッキンゼーが独自生存の可能性は低いとの結論を出す中で大宇造船側は強く反発している。自力生存のために自ら確保しなければならない資金は増えるばかりだが、資産売却も新規受注も遅遅不進だ。慣れない財閥の真似事をしてきた産業銀行も、構造調整を指揮するという政府もその足跡を見つけられない。

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任鍾龍(イム・ジョンリョン)金融委員長は「大宇造船自救計画進度を週1回以上チェックしている」(10月10日記者懇談会)で話したがどこか抜けているように感じられる。むしろ問題は大宇造船を越えて産業銀行に広まっている。政府は産業銀行の重荷を軽減するために輸出入銀行を通じて大宇造船に増資する方案を促しているが、輸出入銀行は底の抜けた瓶にずっと水を注ぐことはできないだろう。造船産業が危機に直面しているのは、大宇造船を国営化して慣れない財閥の真似事をした産業銀行のミスが最も大きかった。正攻法である公的資金方案を忌避するのは国会に呼ばれるのが嫌だからだろうか。