일본어 신문사설

2016년 11월 2일 수요일 


朝鮮日報中央日報東亞日報, ハンギョレ 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

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■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 沈没危機の韓国、朴槿恵大統領は国民の前で真実を話せ

事態は思った以上に深刻だ。1日に公表された世論調査結果によると、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の支持率はついに10%台前半にまで落ち込んだ。中には1桁という調査結果もあった。国民の大半が大統領の辞任、あるいは弾劾を求めるという衝撃的な内容も含まれていた。大統領が国民から完全に拒絶されたとしか言いようがない状況だ。

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今は大統領個人の危機ではなく、国家と国民の危機だ。国が滅びることなど誰も望んでいない。秩序立った収拾策が実行されなければならず、その第一歩は大統領が踏み出さねばならない。ところが問題が発覚した後も大統領は何度もチャンスを逃している。謝罪のチャンスを逃し、謝罪後の大統領府改編という現実的な対応を示す時期も逃した。もうこれ以上は今やるべきことを先送りしてはならない。


 赤信号の韓国経済、政府は非常対策委を設置せよ

韓国経済の至る所に赤信号がともっている。輸出低迷の中でも善戦し、景気を下支えしてきた消費と建設投資も不振だ。9月の小売売上高は4.5%減少し、過去5年7カ月で最大の減少幅を記録。増加してきた建設投資もマイナスに転落した。経済の三大軸である生産、投資、消費がいずれも不振に不振に陥る「トリプルマイナス」の状況となった。家計債務が急激に膨らみ、一時回復したかに見えた輸出も2カ月連続で減少した。専門家の多くは供給過剰状態の建設部門が下り坂に向かい、経済成長率は2%台も死守できなくなると予想している。

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そのためには、中核となる経済チームで構成する非常対策機関を立ち上げ、国民に国政がまひしても、経済政策は生きているという事実を示す必要がある。多くの国民がそんなメッセージを心待ちにしている。政治問題は政治で収拾すればよい。しかし、経済は一度崩壊すれば容易に収拾できない。日本のような技術大国も下り坂からはい上がるのに20年かかった。今は経済チームが命懸けで働くしかない。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 朴大統領、国のために自ら捜査を受けるべき

寝て起きれば新たな疑惑が出てくる「崔順実(チェ・スンシル)国政壟断」シリーズが「青瓦台(チョンワデ、大統領府)無断出入り疑惑」にまで広がった。崔氏が青瓦台行政官が運転する官用車に乗って青瓦台を自宅のように出入りしていたという疑惑だ。事実かどうかはもう少し把握する必要があるが、朴槿恵(パク・クネ)大統領本人が崔氏から「助けを受けた」と認め、崔氏が大統領の演説文など青瓦台の機密情報を随時伝達された状況も表れている。それだけに崔氏が青瓦台を自由に出入りしたという疑惑は相当な信憑性があると考えられる。さらに崔氏が青瓦台を出入りする際に利用したという正門は、長官さえも身分証明書のチェックを受けて通過するほど警護が厳重なところだ。しかし崔氏はこうした手続きどころか出入り記録も残さずに正門を出入りしたというからあきれる。検察が正門に設置されたCCTVなどすべての関連資料を青瓦台から受けて捜査しなければいけない事項が追加されたのだ。

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JTBCのタブレットPC文書報道で始まった「朴大統領の国基紊乱疑惑」事態は1週間が過ぎた。今週中に朴大統領が自ら真相を明らかにし、聖域がない捜査意志を明らかにしなければ、国の根幹が揺れる最悪の状況を迎えることになるだろう。


 だれが朴槿恵大統領の耳をつかんでいるのか

きのうの文化日報の世論調査は「朴槿恵(パク・クネ)大統領下野」に賛成する人が36%、「与野党の弾劾推進」には12%、「挙国中立内閣受け入れ」には26%が賛成した。「朴大統領を中心に国政を正常化しなければならない」という意見は22%にすぎなかった。48%に達した下野や弾劾の主張は憤怒した国民の感情的反応としては十分に理解できるが、政界が取る責任ある姿勢ではない。

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朴大統領は似たり寄ったりの崔順実時代の人脈を排除しまったく新しい角度の人物から国政助言を受けるように望む。それが朴大統領が最小限の品位を維持しながら任期末まで憲法的機能を行使できる道だ。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 大統領府を我が家のように出入りした崔順実、朴大統領は説明せよ

朴槿恵(パク・クンへ)大統領の「陰の実力者」崔順実(チェ・スンシル)氏が政権発足から最近まで大統領府の正門を通じて検査なく出入りしたと報じられた。ハンギョレ新聞によると、大統領府第2部属のイ・ヨンソン行政官が、大統領府所有の車で崔氏の自宅や事務所などに行って崔氏を乗せて統領府に入り、出る時も行き先まで運転したという。李行政官は、江南(カンナム)の秘密ブティックで崔氏が朴大統領の服を選ぶ時、携帯電話を自分のワイシャツで拭いて渡した公職者だ。

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「崔順実ゲート」は、朴大統領が崔氏を大統領府に出入りさせ、力を与えたために可能だった。朴大統領は元老と会った席で、「私が邪教を信じているという話まである」と嘆いたという。邪教という表現がそんなに悔しいなら、法と原則、愛国心を強調していた朴大統領が一体、崔氏と父親の崔太敏(チェ・テミン)氏にどんな負い目を持ち、何の弱点を握られたため、このように振り回されたのか。大統領のプライベートであっても、そのために国民皆が衝撃と屈辱を受け、国政が麻痺する状況に至ったため、朴大統領は国民が納得できるよう説明しなければならない。これも崔氏に尋ねるなら、残された任期に何の意味があろうか。



■ 한겨레 사설 ハンギョレ 社説」

 大統領府を自室のごとく検問無視して出入りとは

チェ・スンシル氏が政権の序盤期から大統領府に常時、大統領府付属室の車で出入りしていたという報道(ハンギョレ新聞)は衝撃的だ。最もセキュリティーが徹底しているべき大統領室が最低限の身元確認手続きもせずに一般人に直にさらされていたという事であるためだ。さらに警護規則の遵守によってチェ氏の車を検問しようとした警察幹部がチェ氏の恨みを買って左遷されたという話には開いた口がふさがらない。「秘線(陰の)実力者」により大統領府の警護機能までこのように無惨に崩されていた例は過去の独裁政権時にも見られなかったものだろう。

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しかし大統領府は知らん振りで一貫している。大統領府のチョン・ヨングク代弁人は「(検察が出入り記録などを調べるのなら)最大限の協力をする」とだけ述べている。大統領府自らが明らかにすれば良いことを検察に委ねる卑怯な態度が国民をいっそう腹立たせているのだ。