일본어 신문사설

2016년 11월 11일 금요일 


朝鮮日報中央日報東亞日報, ハンギョレ 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

주요 시사이슈 토픽



■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 朴槿恵・トランプ会談、本当にどうなるのか

次期米国大統領に当選したドナルド・トランプ氏は10日、安倍晋三首相と20分間にわたって電話で会談し、米日関係を「卓越したパートナーシップ」と規定、「この特別な関係をさらに強化していきたい」と語った。また、安倍首相の経済政策を含む業績を高く評価しており、今後数年間一緒に仕事をすることを期待している-と伝えた。二人は、米国大統領選挙からわずか9日後の今月17日、ニューヨークで初の会談を行う予定だ。ペルーで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議に安倍首相が出席することから、その途中で会おうというわけで、双方の機敏な動きが感じられる。トランプ氏と安倍首相は、今回の初会談を通して、来年初めの米日首脳会談開催に合意する可能性が高い。

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米国のある安全保障の専門家は、トランプ氏の当選後、本紙のインタビューに応じて「私が韓国の外交・安全保障の責任者なら、米国にのみ安全保障を依存する韓国の国防構造をすぐに作り直すだろう」と語った。こういう言葉が米国の専門家の口から出てきたということは何を意味するのか、考えてみる必要がある。米国人が見ても、韓国の安全保障の米国依存は甚だしい。そのため、米国の大統領選挙の結果に国全体が仰天している。決して正常とはいえず、いつか本当に驚かされる事態が起こりかねない。米国ばかりを見て暮らしている韓国国防部(省に相当)の首脳陣と韓国軍の指揮官から、まず率先して深く考えるべきだ。


 トランプ時代の韓米経済関係、チャンスに転換を

「トランプショック」で一時混乱した韓国証券市場は1日で回復した。欧米の株式市場は上昇した。トランプ氏が企業経営者出身である上、勝利宣言で成長策に言及した結果とされる。

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トランプ時代の韓米経済関係は暗礁が点在する海のようなものだ。うまく乗り越えれば、さらに広い大海原に出ることができる。沈着さ、冷静さ、そして戦略さえあれば不可能はない。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 「大統領介入」の実情が表れる崔順実国政壟断

朴槿恵(パク・クネ)大統領が崔順実(チェ・スンシル)国政壟断に介入した状況が一つずつ表れている。朴大統領に対する捜査が避けられない状況だ。検察の捜査が右往左往せず進行するかどうかが注目されている。

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検察は朴大統領と崔順実容疑者、青瓦台秘書陣の間にどんなことがあったのかをありのままに明らかにする責任がある。国民は「朴槿恵・崔順実ゲート」の実体を知る権利がある。大統領を含む関係者すべてが真相究明に積極的に協力しなければならない。それが大きな衝撃と虚脱感を感じている国民に対する最小限の義務だ。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 韓米同盟を強調したトランプ氏、全方位外交で不確実性を減らさなければ

米大統領に当選したドナルド・トランプ氏が10日、朴槿恵(パク・クンへ)大統領との電話会談で、「米国は韓国を防衛する強力な体制を維持する」とし、「揺らぐことなく、韓国と米国の安保のために最後まで共に進む」と明らかにした。トランプ氏は、韓米同盟を強化・発展させようという朴大統領の言葉に「100%同意する」とも述べた。トランプ氏が大統領選後に自ら堅固な韓米同盟を強調したのは幸いだ。

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10日、ソウル・プレスセンターで、化汀(ファジョン)平和財団と21世紀平和研究所が共同主催した政策討論会「2016年米国の選択、韓半島の未来」では、トランプ政府がもたらす韓半島安保の不確実性に対する懸念の声が溢れた。政府は、トランプ氏の政権引継ぎ委員会関係者との接点を広げるために足を使った外交をしなければならない。北朝鮮核の完全な廃棄を政治綱領とする米共和党がトランプ氏を牽引し、次期政府の韓半島政策が既存の軌道から外れないよう全方位外交を展開しなければならない。



■ 한겨레 사설 ハンギョレ 社説」

 朴大統領と整形が話題になる訳

陰の実力者・崔順實(チェ・スンシル)氏が通っていたソウル江南の整形外科と老化防止専門病院のC病院が巷間の話題になっている。JTBC放送は、整形外科の院長が専門医でもないのにソウル大の客員教授に委嘱され、朴槿恵(パク・クネ)大統領の海外訪問に同行し、関連化粧品が大統領府の名節(祝祭日)のプレゼントに採択されていたと報道した。「皮膚リフティング」施術専門のこの病院の海外進出を支援するために、当時の大統領府のチョ・ウォンドン経済首席秘書官までが乗り出し、海外進出の失敗は首席秘書官更迭の理由にもなったという。大統領府から始まった便宜が多数絡み合っているだけに、疑がわれるのは当然である。

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朴大統領は4日の談話で「いんちき宗教にはまっていたとか、大統領府でシャーマンの儀式をしていたという話は絶対に事実ではない」と釈明した。今回の疑惑はそのような話よりいっそう具体的だ。大統領は「隠された7時間」について正直に明かさねばならない。