일본어 신문사설

2016년 11월 28일 월요일 


朝鮮日報中央日報東亞日報 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

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■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 過去最大規模のデモで見せた韓国市民の良識

ソウルで初雪を観測した26日午後、光化門周辺では朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の退陣を求める5回目のキャンドル集会が開催された。寒さが厳しくなることから参加者の数も多少は減るものと予想されたが、実際は主催者側の発表で150万人(警察発表では27万人)の市民が集まった。全国各地で行われた集会を合わせると参加者の数は190万人に達し、文字通り過去最大規模の集会だったことになる。また今回は大統領府まで200メートルの距離まで行進が認められたことから、興奮した市民が暴力に走るなど不祥事も懸念されていた。しかし市民らは最後まで自制した。警察に連行された市民は一人もなく、また警察官の中にも負傷者は一人も出なかった。

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誰もが予想もできなかった国政私物化問題で市民は怒りを隠さないが、一方で過去とは違い成熟し、なおかつ節制した行動を市民らは示した。これまで5回行われた集会で市民らは不義に対する明らかな拒否反応を示したが、その秩序ある怒りの表現と良識のある行動は大きく光った。これらが崔順実問題で失意の底にある大韓民国に新たな希望をもたらしてほしい。


 一部解明された「崔順実・金淇春・禹柄宇コネクション」

崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入に加担したとされるチャ・ウンテク被告の弁護人が27日、「チャ・ウンテク被告は崔順実被告の紹介により2014年6-7月ごろ、大統領府秘書室長公館で金淇春(キム・ギチュン)室長=当時=、金鍾(キム・ジョン)文化体育観光部(省に相当)次官、チョン・ソングン同部長官内定者に会った」と明らかにした。チャ・ウンテク被告が崔順実被告から公館の住所を教えられ、行くように言われたため行ったところ、これらの人物がいたというのだ。チャ・ウンテク被告はこの約1カ月後に大統領直属文化隆盛委員会の委員に任命された。これまで「崔順実被告を知らない」と言っていた金淇春前室長の主張がうそである可能性が高くなったことになる。また、チャ・ウンテク被告の弁護人は、チャ被告が禹柄宇(ウ・ビョンウ)前大統領府民政首席秘書官の妻の母キム・ジャンジャ・サムナム開発代表、崔順実被告と一緒にキム代表所有のゴルフ場でゴルフをしたという報道についても「その通りだ」と認めた。

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国家情報院の李炳浩(イ・ビョンホ)院長は先日、国内担当局長が崔順実被告の情報を禹柄宇前秘書官に直接報告した痕跡があり、監察していると述べた。禹柄宇前秘書官が崔順実被告の国政介入を知っていた状況証拠だ。今年5月に民政首席室が崔順実被告関連調査をしようとして突然中止した。金淇春前室長と禹柄宇前秘書官が自分の仕事をきちんとしていたら、崔順実問題は防ぐことができたかもしれない。検察が「崔順実・金淇春・禹柄宇コネクション」の全容を明らかにできなければ、この事件は終わらない。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 「市民革命」の前に立った大統領、「秩序ある退陣」を決断せよ

寒さも降りしきる雪も、怒った民心の前では何の障害物にもならなかった。先週末190万人(主宰側推算)が朴槿恵(パク・クネ)大統領の下野を求めて集まったろうそくデモは、世界史に長く残る成熟した名誉ある市民革命の極点を見せた。特に、過去初めて青瓦台(チョンワデ、大統領府)の200メートル前まで迫ったデモ隊の叫び声は、民声に耳をふさぎ大統領の座にしがみつくことで一貫してきた朴大統領にもはっきり聞こえたことだろう。

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これさえも拒否するようなら、朴大統領は弾劾手続きによって強制的に追放されるという最悪の状況に直面するだろう。不幸な事態を避ける道は大統領本人の決断による「秩序ある退陣」のみだ。


 「広告強要事件の共犯」朴大統領、検察の取り調べを避けてはならぬ

朴槿恵(パク・クネ)大統領が安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官と崔順実(チェ・スンシル)被告、チャ・ウンテク容疑者らとともに「KT広告強要事件」の共犯と摘示された。ミル・Kスポーツ財団の資金集め、青瓦台文書流出疑惑に次ぎ、企業広告の受注にまで大統領が介入したことが明らかになった。これを受け、朴大統領に対する取り調べの必要性はより大きくなる見通しだ。

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検察の取り調べが「砂上の楼閣」ならば、朴大統領はその根拠と理由を国民の前で説明しなければならない。大統領と青瓦台だけが「事実ではない」としながら適法な司法手続きに背を向けたまま隠れているのは、かえって朴大統領自身の苦しさが増すのみだ。今でも検察の取り調べに正々堂々と応じるのがせめて残りの名誉を守る道だ。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 晩年に現実を悟ったカストロ氏に金正恩氏は見習わなければならない

キューバ共産革命の指導者であるフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日、90才で死去した。カストロ氏は1959年1月、フルヘンシオ・バティスタ親米独裁政権を倒した後、2008年に公式に職位から完全に退くまで49年間、権力の座に就いた。仲間のチェ・ゲバラとともに中南米左派革命と「反米」運動を率いたカストロ氏が他界し、冷戦時代の社会主義圏の主役はほとんど姿を消した。

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米国とキューバは2014年12月、長年の敵対を清算して国交正常化を宣言した。オバマ大統領は今年3月にキューバを訪れ、88年ぶりの首脳会談を行った。カストロ氏の他界でキューバでは経済分野を中心に改革開放に一層拍車がかかると見られている。国交正常化交渉にも弾みがつくだろう。多くの社会主義国家が市場経済を組み合わせて開かれた体制を目指している状況で、北朝鮮が果たしていつまで退行的な体制に固執できるのか、晩年に現実を悟ったカストロ氏の死を迎え、金委員長は悩まなければならない。