일본어 신문사설

2016년 11월 29일 화요일 


朝鮮日報中央日報ハンギョレ 新聞の社説


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■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 朴槿恵派の早期退陣提案、朴大統領は無条件で受け入れよ

徐清源(ソ・チョンウォン)韓日議員連盟会長やチェ・ギョンファン前経済副首相兼企画財政部長官など、与党セヌリ党の親朴系ベテラン議員らは28日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に早期の退陣を提案した。この提案にはセヌリ党の全体ではないが多数が意見を集約し、これに当選1-2回の若手議員の多くも同調しているという。提案には下野のスケジュールやその後の政局収拾策など、全ての手続きを国会に一任することを宣言するよう求める内容も含まれているようだ。これに対する朴大統領の反応はまだ伝えられていないが、いずれにしても親朴系議員でさえ多数が「今や万策尽き果てた」との認識を持つに至ったことだけは間違いない。

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ただし今の状況を逆にチャンスとするには、幾つかの前提条件が満たされなければならない。まず第一は言うまでもなく朴大統領の決意だ。第二に朴大統領はいかなる政治的意図も条件もなしに全てを手放さねばならない。第三に野党はいたずらに抵抗せず、これを受け入れなければならない。朴大統領が全てを手放したとしても、実のところ野党がどう出てくるかは現時点で分からない。今野党には政局の混乱を収めることよりも、むしろ今の混乱と漂流は今後の大統領選挙において自分たちに有利に作用するとの見方が根強いため、今なお彼らは何でも反対の立場に回っている。また野党が朴大統領の退陣日程に関する与野党合意を拒否する可能性も決して小さくはない。要するにこの国は今まさに国家的次元の重大な岐路に立たされているのだ。


 左派偏向教育を変える可能性を示した新しい歴史教科書

韓国政府が28日、国定歴史教科書の現場検討本を公開した。教育部(省に相当)の李俊植(イ・ジュンシク)長官は「生徒が特定のイデオロギーに偏らず、バランスある歴史観を持てるように教科書を作った。12月23日まで内容をインターネットで公開し、国民の意見を聞きたい」と語った。

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今明らかなのは、歴史教科書の単一化・画一化には慎重であるべきという国民も、本当にきちんとした歴史教科書、信用できる教科書で自分たちの子どもにプライドを植え付け、歴史教育を正常化しようという趣旨には共感している-という事実だ。国民のそうしたコンセンサスを基に韓国政府が作った教科書と、従来の検定教科書が自由に競争することで、国民の選択を受けられるようにする案を検討する必要がある。教育部が、柔軟でありつつも核心を捉えていたらと思う。左派偏向の歴史教育は、崔順実氏問題とはまた別に、必ず正さなければならない。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 朴大統領の最後の愛国は「時限付き下野」だ

弾劾の時計が進んでいる。共に民主党・国民の党など野党連合が朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾案処理Dデーを今週金曜日の12月2日とする意見をまとめている。12月2日または9日としていた立場から2日の方向に傾いたのは、それだけ国民的な要求が強く、与党セヌリ党でも弾劾案に賛成する議員が急増しているからだ。時間を長引かせて突発事態が生じるのを防ぐためにも弾劾を急ぐ必要があるというのが政界の判断であるようだ。

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米国でも1974年の議会の弾劾案議決を控えてニクソン大統領が下野を断行したことで、国の大きな混乱を防ぎ、秩序ある収拾が進められた事例がある。元老の政治日程に基づく場合、朴大統領は弾劾大統領という烙印を免れ、脆弱な黄教安権限代行体制を予防でき、各政党は次期大統領選挙を適切な時間の中で準備できる。朴大統領がこれを拒否すれば国会の弾劾案処理は避けられない。その場合、国が憲政中断ではなくとも長期間の政治的無重力状態は避けられない。朴大統領が司法処理を先延ばしするために大統領職を盾とする姿は見づらい。


 検察調査拒否して警察人事をする大統領の厚顔無恥

検察の度重なる対面調査の要請にはあくまで応じないことにした朴槿恵(パク・クネ)大統領が、民生治安と国民安全を名分に警察高官人事を断行したのは非常に誤った行為だ。わいろ事件の被疑者の身分である朴大統領が果たして高位公務員に対する人事をする資格があるかとの批判が出てくることになったものだ。

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もし朴大統領が政治工学的計算に基づいて検察の調査を回避したまま警察人事をしたとすれば状況を大きく誤認したものだ。朴大統領の厚顔無恥な行動は国民の憤怒をさらに育てるだけだ。


 議論の激しい国定歴史教科書は押しつけるべきではない

教育部がきのう大統領弾劾政局の中で国定歴史教科書現場検討本と執筆陣を公開した。教育部の李俊植(イ・ジュンシク)長官は会見で「来月23日までに国民の意見を聞き現場に適用するかどうかを決める」と明らかにした。だが青瓦台(チョンワデ、大統領府)は「撤回はない」という立場のため混乱が続いている。

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学生に必要なものはこうした古ぼけた政争ではなく、史実に基づいた高品格・高品質の教科書だ。したがって議論が激しい国定教科書を来年3月に全国の中学・高校6000校に押しつける名分はない。国民の検証を受け現場適用時期を猶予したり国定・検定を混用して学校に選択権を与える案、依然として問題がある検定教科書の改善など現実的な対策が急がれる。李俊植長官は右往左往せずに急いで後続案をまとめるよう望む。



■ 한겨레 사설 ハンギョレ 社説」

 予想通りの「朴正煕美化」教科書は即刻廃棄すべき

朴槿恵(パク・クネ)政権は、国民の大半の反対にもかかわらず果たして28日、国定歴史教科書の試案である検討本の公開を押し切った。教育部は12月23日まで世論を収集して国定と検定の混用や試験適用などを検討する考えだ。

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全国の市道教育委員長は国定教科書の推進に協力しないことを明らかにし、教師や生徒、父兄も不服従運動を準備している。近い将来国会で大統領弾劾案が可決されれば、もはや推進力を持ちえないだろう。教育部はまやかしをせず、「朴正熙美化」教科書を直ちに廃棄するのが当然だ。