일본어 신문사설

2016년 9월 27일 화요일 


朝鮮日報中央日報東亞日報, ハンギョレ 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

주요 시사이슈 토픽



■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 「貴族労組」ストで現代自工場は海外へ

現代自動車労組が26日、終日全面ストライキを決行した。12年ぶりに蔚山、全州、牙山工場の生産ラインが全面ストップした。自動車生産への影響は約7200台だ。現代自労組は先ごろ、月5万8000ウォン(約5300円)の賃上げや激励金(350%プラス330万ウォン)の支給で会社側と暫定合意した。それを労組員が否決したため、会社側に賃上げの上積みを求め、ストライキに入った格好だ。27日から30日にかけても毎日6時間のストライキを行う構えだ。

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昨年の現代自の従業員1人当たり平均人件費は9400万ウォン(約861万円)で、トヨタ(約8351万ウォン)、フォルクスワーゲン(約9062万ウォン)を上回った。1人当たり生産台数、売上高はトヨタの半分だ。仕事が少なくて給料が多いのは「天国」だが、当然立ち行かなくなる。その終末が何かは労組も承知しているはずだ。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 貴族労組の連鎖スト、撤回するのが適切だ

所得上位1~10%に属し貴族労組と呼ばれる職場の労働組合が相次いでストに乗り出している。金曜日の金融労組を始まりにきのうは現代自動車労組が全面ストを行い、きょうは鉄道と病院をはじめとする主要公共部門の連鎖ストが展開される。業種は違うが形態はまったく同じだ。厳しい経営環境により革新が必要なのに、ひたすら自分の利益だけ守るということだ。ここに貨物連帯も近くストに加勢する。国民を担保にしたストのドミノ現象だ。

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公共部門が導入しようとする成果年俸制は、成果により報賞を受ける体制に変えることで人員削減を避けながら雇用安定性をむしろ高める共存の道だ。それでもこれを避けようとする。鉄道労組はきょう9時からストに入る。全国地下鉄労組も参加する。経済の現実から目を背けたストは決して支持は受けられない。非正規の働き口も見つけられず失業者があふれている現実で名分も正当性もないためだ。この社会の構成員として現実を直視するならば、スト計画を引っ込めて仕事場を守るのが適切だ。


 ペク・ナムギさんの死はこの時代みんなの痛み

経緯がどうであれ、デモをしていた60代の農民が公権力執行過程の不祥事によって死亡したことは韓国社会の悲劇だ。

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市民団体もペクさん死亡事件を政治的に利用してはならないだろう。裁判所がペクさんの解剖検査のための令状を棄却したことを牽強付会に「遺体奪取の試みを司法府が防いだ」という形で解釈するのは事態解決のためにも望ましくない。ペクさんの死は個人的不幸ではなく、この時代を生きているわれわれみんなの痛みでもある。政治と理念を離れ悲劇を治癒し社会的共感を引き出すための包容と寛容の知恵を探さなければならないだろう。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 ハンストする与党代表、大統領府ばかり見てないで国政監査に参加せよ

金在水(キム・ジェス)農林畜産食品部長官の解任建議案処理による与野党の対立で、第20代国会初の国政監査が初日から難航した。26日に開かれる予定だった12の常任委のうち「国政監査ボイコット」を宣言した与党セヌリ党が委員長を務める5つの常任委は開かれなかった。残り7つの常任委も一部が会議を中断した。農林畜産食品海洋水産委では金長官を「透明人間」扱いし、次官にだけ質問する珍風景が起こった。開院4ヵ月で何と4度も混乱を来した第20代国会が、「史上最悪」と言われた第19代国会にも及ばない不吉な予感がする。

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李貞鉉代表も民生探訪や些細なことでハンストするよりも、大きな国政アジェンダを主導し、与党代表として振舞わなければならない。大統領府の強攻モードに党代表がハンストをしてついて行くなら、党は大統領府の下部機関といった声しか聞かないだろう。



■ 한겨레 사설 ハンギョレ 社説」

 「政経癒着の亡霊」呼び起こした全経連、解散すべし

全国経済人連合会(全経連)の最近の動きを見れば、かつての独裁政権時期の政経癒着を思い出す。政治権力と単に良い関係を維持する水準ではなく、巨額の黒い金を提供し露骨に癒着関係を作ろうとしているという疑念を抱く。政経癒着は不正腐敗を産み、公正な競争を遮る代表的な社会悪だ。

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事実、全経連がなくとも財界の利益を代弁するうえで問題はない。財閥だけでなく企業全体の利益を図る大韓商工会議所が存在する。外国でも財界を代表する団体は商工会議所だ。また、労働界のパートナーとしては、韓国経営者総協会(経総)がある。5・16クーデターの産物である全経連も、もう経団連のように歴史の中に消える時になった。