일본어 신문사설


2016년 9월 6일 화요일 


朝鮮日報中央日報東亞日報, ハンギョレ, 韓国経済新聞 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

주요 시사이슈 토픽



■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 THAAD配備、中国よりも韓国国内に障害

中国の杭州で5日に開催された韓中首脳会談は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備について互いの主張を繰り返すだけで終わった。朴槿恵(パク・クンヘ)大統領はTHAADについて「北朝鮮による核とミサイルの暴走から国を守るための措置」とした上で、北朝鮮が核とミサイルの開発をやめればTHAADも必要ないことを強調したが、中国の習近平・国家主席は「米国が韓国にTHAADを配備することに反対する」として朴大統領の説明を受け入れなかった。


 ソウルのマンション高騰、韓国政府は無能なのか不誠実なのか

2カ月前にソウル・江南で始まった不動産市場の局地的な過熱現象が、ソウル市全体に広がっている。今年に入り、江南エリアの主なマンション(専有面積82-85平方メートル)の売り出し価格はすでに3億ウォン(約2800万円)ほど跳ね上がり、所有者たちが「うれしい」ではなく「怖い」と言うほどだ。市内の分譲マンションは倍率が数十倍になることもざらにある。また、この1週間にソウルのマンション価格は0.2%以上も上がり、上昇率は今年最高を記録した。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 求同存異の姿勢で韓中THAAD摩擦乗り越えるべき

中国の習近平国家主席が朴槿恵(パク・クネ)大統領に高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓国配備に反対するという立場を明確にした。習主席は昨日、主要20カ国(G20)首脳会議が開かれた杭州で開催された韓中首脳会談で「THAAD問題を間違って処理すれば地域の安定に有害で各国の摩擦をより高めることになる」として「米国が韓国にTHAADを配備することに反対する」と明らかにした。


 韓国政府と韓進、物流大乱を相手のせいにせず解決策出さねば

韓進(ハンジン)海運の法定管理にともなう物流大乱の懸念が現実になっている。全世界に輸出商品を積み出していた同社の船舶が足止めされることになり輸出全体にまで悪影響を及ぼす兆しがみられる。韓国政府によると4日現在で運航中の韓進海運所属船舶141隻のうち半分を超える73隻が正常運航できずにいる。港湾使用料や荷役料を払えず出入港や荷役ができず、ひどい場合には差し押さえまでされているからだ。これら船舶に積み込まれたコンテナは30万個、このうち3万3000個が韓国企業のものだ。運航支障は納期遅延と製品損傷につながるほかない。その損失はそのまま韓国の輸出企業に返ってくる。しかも船積みを待つ物量は30万個を超えると推測される。事態が早期に解決されなければ物流大乱が輸出大乱に広がりかねないという指摘も出る。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 習近平主席のTHAAD反対、頼れるのは韓米同盟しかない

中国の習近平国家主席が5日、中国・杭州で行われた朴槿恵(パク・クンへ)大統領との首脳会談で、高高度防衛ミサイル(THAAD)の韓半島配備に反対の立場を明らかにしたと、中国メディアが報じた。習主席は「この問題をうまく処理しなければ地域の戦略的安定に役に立たず、関連当事国の対立を激化させる恐れがある」と発言したという。大統領府は、「THAADと関連して両首脳は、双方の基本的立場から意見を交換した」と明らかにし、習主席の発言を具体的に紹介しなかった。韓中首脳が見解の相違を縮めることができなかった状態で習主席の話をメディアに伝えることは重荷になっただろう。



■ 한겨레 사설 ハンギョレ 社説」

 サード問題解決の必要性高まった韓中首脳会談

高高度防衛ミサイル(THAAD・サード)問題が、いっそうこじれている。サードの慶尚北道星州への配備決定以後、初めて開かれた5日の韓中首脳会談で、習近平・中国主席はサード配備に反対の意を明確に示した。今や北朝鮮の核問題を解決するためにもサード解決策を検討すべき状況になっている。サード問題は中国の協力が必須になっている北朝鮮の核問題解決への働きかけと緊密に絡まっているためだ。



■ 한국경제신문 사설 韓国経済新聞 社説」

 中国、核挑発の北朝鮮と繁栄の韓国のどちらかを選ぶべき

昨日、杭州会談で朴槿恵(パク・クネ)大統領がTHAADに対する韓国の立場を中国の習近平国家主席にしっかりと明らかにした。これまで両国間において多様なチャネルでさまざまな話が行き来したが、首脳が直接会って立場を明確にしたのは初めてだ。朴大統領は北朝鮮の核挑発のためにTHAADを配備することにしたものであり、北核が解決されればあえてTHAADを置く理由がないという点を強調した。韓国政府が一貫して説明してきたそのままだ。それでも習主席は反対の意思を明らかにして従来の立場から退かなかった。中国がいまだに韓国の真正性を受け入れないような様子だが、新たな転機になることを期待する。両国が経済発展と地域平和のための共同努力の必要性において共感したという点も一応、鼓舞的だ。