일본어 신문사설

2016년 12월 13일 화요일 


朝鮮日報中央日報東亞日報 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

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■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 内輪もめで奈落の底に落ちる韓国与党セヌリ党

与党セヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表が12日に院内代表と政策委員長を辞任すると発表した。鄭氏はセヌリ党内ではいわゆる主流派の親朴でも非主流派の非親朴でもないが、そのような人物でさえ代表の座にとどまることができなくなったのが今のセヌリ党の現状だ。この日、セヌリ党では親朴と非親朴の双方が相手側に離党を要求し、それに応じなければ除名だとちらつかせる駆け引きが終日行われた。親朴派の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表は弾劾に賛成した金武星(キム・ムソン)前代表とユ・スンミン前院内代表に離党を要求し、これに応じなければ除名も辞さないと明言した。これに対して非親朴も李代表と親朴のリーダー格である徐清源(ソ・チョンウォン)議員、チェ・ギョンファン議員ら8人に離党を求めた。親朴派の中からは非親朴に対し「反乱軍」「裏切り者」「ばかげたやつら」などの過激な言葉も相次いで出ている。

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セヌリ党はこれまで多くの紆余(うよ)曲折を経ながら、数十年にわたり続く保守政党の伝統を受け継いできた。議員らは在職中はさまざまなグループに所属するだろうが、一方でセヌリ党の長い歴史を考えれば誰もが一時的に身を置いているにすぎない。ところが今、あるグループは特定の人物に盲従しない他の議員ら全員に離党を要求している。このような態度が影響して前回の国会議員選挙では大敗を喫し、国民に見捨てられたのではなかったか。このグループは党が新たに生まれ変わる道を自ら閉ざしているのだ。


 国連に別れを告げた潘基文事務総長の進路

潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が12日、国連総会で告別の演説を行った。31日の任期終了を前に、加盟193カ国に対して惜別のあいさつをしたのだ。潘事務総長の功績をたたえる決議も採択された。潘事務総長は過去10年にわたり、国際平和・開発協力・人権改善という国連の3大理想を実現するため努力した事務総長と評価されている。西欧メディアから批判も受けたが、国際紛争の解決や気候変動問題、女性の地位向上のため東奔西走したことは認められてきた。

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今の韓国の国内政治状況は、潘事務総長が有力な大統領選ランナーに挙げられていた少し前の政治状況とはかなり異なるものになった。潘事務総長が出馬を決心したとしても、基盤にする政党は見当たらない。潘事務総長は「来年1月中旬に韓国へ戻った後、どのような形で韓国社会に寄与するのが最善か、意見を聞く」と語った。潘事務総長が出馬するとなると、すぐさま大統領選の構図にも影響が及ぶだろう。有権者は、世界的な外交官だが政治家としては新人ともいえる候補を評価しなければならない。初めての事態だ。潘事務総長の進路が注目される。



■ 중앙일보 사설 中央日報 社説」

 弾劾政局の中で青瓦台を標的に戦闘訓練した北朝鮮

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が見守るなか、北朝鮮軍が青瓦台(チョンワデ、大統領府)を標的に想定した戦闘訓練を実施した。昨日、北朝鮮官営朝鮮中央通信は「韓国内の特定対象物に対する攻撃方法を確認するための訓練が実施された」とし、青瓦台をまねた施設を北朝鮮特殊作戦大隊が攻撃する写真を公開した。

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黄教安(ファン・ギョアン)権限代行は9日、大統領権限代行を引き受けるや否や、すぐに国家安全保障会議(NSC)を開いて北朝鮮の挑発の可能性に対する確固たる報復の意を明言した。「軍統帥権者」にはほんの少しの揺るぎもないので誤認するなという警告だ。弾劾政局に付け込んで北朝鮮が軽々しく行動に出れば、何より韓国のろうそく民心が許さないだろう。


 韓国人の半分が途切れた階層間移動はしごに絶望する

昨年を基準に、子供世代の階層間移動の可能性について尋ねる質問に対し、すべての年齢で2人のうち1人が「悲観的」と答えた。10年前は10人のうち3人だった「悲観的」という回答がなんと5人へと急増した。このような内容で昨日、韓国統計庁が発表した「韓国の社会動向2016年報告書」は「土のさじ(貧しい者は貧しいままという意味の新造語)」だの「ヘル朝鮮」だの自嘲的な表現がわけもなく出てきたのではなく、国民が感じている韓国社会の断面を映しているものとみるべきだ。若いほどより悲観的という事実は衝撃的だ。30代の国民10人のうち6人が「私の子供は階層間上昇移動が難しいだろう」と答えたが、未来世代はいくら努力しても両親程度の暮らしも営みにくいだろうというあきらめに陥っていることを表わしている。

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途切れた階層間移動はしごを修復するためには、若者雇用から解決しなければならない。結婚して家庭をつくり、子供を産んで教育させ、わが家が持ててこそ老後を約束することができる。そのためには、労働改革と構造改革が直ちに実行され、経済を活性化することが求められるが、法案は国会で滞っている。その間、若者たちは10%に達する失業率の壁にぶつかり、恋愛・結婚・出産を放棄した「三放世代(サンポセデ)」や「N放世代」になりつつある。彼らの両親であるベビーブーム世代は階層間移動の手段として教育に専念してきたが、子供は就職の壁に挫折し、高齢化の余波で親も養わなくてはならない「サンドイッチ・ジェネレーション」になった。政府と政界は、統計で立証された現実を厳重に受け止め、階層間移動はしごの修復に全力を尽くすことが求められる。それこそ、再び希望を抱ける道だ。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 大統領の「家臣」を自任する親朴系、国民の審判が怖くないのか

与党セヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表と金光琳(キム・グァンリム)政策委議長が12日、朴槿恵(パク・クンへ)大統領弾劾訴追案の国会可決の責任を負って辞任した。鄭氏は緊急会見で、「保守政治の本領は責任を負う姿勢」とし、「派閥を離れ国家的大義を追求する責任ある公人の姿勢を堅持してほしい」と述べた。非朴系(非主流派)の退陣要求を無視する親朴系(朴大統領系)の執行部を事実上、非難したのだ。

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朴大統領が見せた「帝王的大統領制」の弊害を正すために、与野党は12日、国会改憲特別委を設置することで合意した。セヌリ党が約500億ウォンの党資金や保守政党の正統性継承を独占するために親朴系と非朴系が「出ていけ」と言い合っている時ではない。大韓民国の歴史と成功に自負心を持ち、経済と安保を心配する保守層は今、心を寄せる所がない。彼らに希望を与えられる保守政党の姿を新たに提示しなければならない。親朴系と非朴系が到底一つ屋根の下で暮らせないなら「夫婦別室」ではなく別居して選挙で国民の選択を受けることも合理的だ。政治家は代わるが、自由民主主義と市場経済など保守の価値を堅く守る政党は必要だ。