일본어 신문사설

2016년 12월 5일 월요일 


朝鮮日報東亞日報, ハンギョレ, 韓国経済新聞 新聞の社説


일본어로 읽는 신문사설

주요 시사이슈 토픽



■ 조선일보 사설 朝鮮日報 社説

 自分と違う意見を力で踏みにじる人たち

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の弾劾問題と関連して、自らと異なった意見を持つ側に嫌がらせを行うケースが最近目立っている。弾劾問題を今後どう取り扱うか、あるいは何が韓国社会にとって最善かどうかはさまざまな意見があって当然のことだ。例えば即時退陣、スケジュールを定めた退陣、弾劾などが議論されているが、国民の全てが完全に意見が一致することの方がむしろおかしい。ただ自分たちと違う意見を持つ側を暴力的な態度で脅迫するようなことはあってはならない。ところが朴大統領の弾劾を求めるデモ隊は3日、与党セヌリ党本部に押し掛けて党旗を破り、生卵を投げ付けた。また議員らに対しては抗議電話やスパムメールなどで嫌がらせをしている。セヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表など弾劾反対を訴えてきた議員らは最近、深夜にもスパムメールが送りつけられてくるという。

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大統領弾劾によってもたらされるマイナス面を懸念する側も、あるいは弾劾以外に解決策はないと訴える側もいずれもその主張には一理ある。またどちらも朴大統領に対して任期途中での退陣を求める考えでは一致している。そのためまずはこの方向性を確認し、その上で対話に臨むことは可能なはずだ。ところが実際は自分たちと異なった考えを持つ側を激しく攻撃する態度ばかりが目につく。どちらも自分たちとは違う意見を排斥し、脅迫して踏みにじろうとするばかりで、そうなれば当然感情的な反発を招く。この悪循環こそわれわれが国家的課題に合理的かつ超党派的に取り組むことができない根本的な原因だ。



■ 동아일보 사설 東亞日報 社説」

 平和的な230万のろうそく、憲法手続きによる権力移譲を求める

週末の3日、ソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)など全国各地では、朴槿恵(パク・クンへ)大統領の退陣を求めるろうそくが再び街を照らした。主催側推算延べ人数232万人、警察推算瞬間最多人数43万人が参加した6回目のろうそく集会は、1987年の6月抗争をはるかに越える史上最大規模だった。朴大統領が先週の3回目の国民に向けた談話でも、崔順実(チェ・スンシル)ゲートの責任を明確に認めないため、寒さの中、デモの群衆がさらに増えたのだ。

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朴大統領弾劾訴追案の国会採決が9日に予定され、今週がろうそく政局の重要な変曲点になる見通しだ。朴大統領が「来年4月退陣、6月大統領選挙」を明らかにしても、果たして世論が落ち着くのか今は予測し難い。朴大統領はこれ以上躊躇せずに憲法が定めた手続きに則って次期政権に順調に権力を移譲する準備をするほかない。



■ 한겨레 사설 ハンギョレ 社説」

 230万のろうそくの叫びは弾劾可決のみだ

史上最大規模のろうそくの灯りが先週末、ソウル、釜山、光州、大邱など韓国全土を明るく彩った。ソウル・光化門だけで170万人が集まるなど全国で230万人余り(主催側推算)が集会に参加したという。1週間前に比べて参席者が減るという予想はまったくはずれた。理由は明白である。大統領府と政界の政略的な妥協案探しに市民が怒ったためだ。民意は、朴槿恵(パク・クネ)大統領の即時退陣を望んでいるが、政界、特にセヌリ党の非大統領系の議員は「来年4月の退陣」や「秩序ある退陣」などという言葉で国民をごまかそうとしているからだ。国民は「大統領弾劾案可決」以外には他のどのような選択や代案も受け入れないだろうということを、大統領府と国会はともにはっきり認識すべきである。

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先週末、光化門には416個のたいまつが燃え上がり、大統領府へ向かう行進を先導した。その数はセウォル号の惨事の日を象徴すると同時に、ロウソクの灯りはより大きなたいまつに変わってきていることを意味する。230万のろうそくの灯の叫びはただ一つ「弾劾案可決」だ。国会と与野党はこの要求を満たさねばならないはずだ。



■ 한국경제신문 사설 韓国経済新聞 社説」

 輸出が2年連続減少、「静かな朝の国」に沈むのか

今日は第53回「貿易の日」だ。北東アジアの端に位置する小さな国が海洋国家として成長し、世界を相手に商取引をする現在の韓国を築いたことを記念する日だ。しかし今年の貿易の日は祭りの雰囲気ではない。今年の輸出は前年比5.6%減の4970億ドルと予想されている。昨年(-8.0%)に続いて2年連続でマイナスとなるのが確実だ。輸出が2年連続で減少したのは朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領の経済開発時代以降初めてとなる。1957-1958年以来およそ60年ぶりということだ。

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何よりも深刻なのは不屈の意志で海外市場を開拓してきた韓国人特有の気質、精神、決断が消えているという点だ。国民の主な関心が海外よりも国内の問題、経済より政治、成長より分配などに傾き、外国はただ観光の対象として考える風潮が固まっている。このような消極的で退行的な姿勢なら、韓国は静かな朝の国、言い換えれば非常に貧しい国に沈んでいくかもしれない。我々がこれほど成長したのは、みんなが狭い国にとどまらず海外に出て行ったからだ。輸出韓国を忘れたのか。